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  • 執筆者の写真池永敏之

言葉にできない倦怠感

更新日:2022年8月10日


1.飛べないカラス

 今日は午前中にブログを書いて、午後は歯の治療に出掛けた。数十年前に虫歯を削って詰めたアマルガムが取れたので、埋め直す必要が生じたためである。治療は、残った詰め物を削り取り、新しいものを埋め直すという簡単な作業で、5分程で終了。痛い思いをせずにホッとした。支払いを済ませて医院を出るとまだ午後3時前。日差しが照り付ける暑い中だが、折角外に出たのだからダイソーに行こうと西白井駅の陸橋を渡り、南口にやってきた。すると西白井グランメッセの前で1羽のカラスがピョンピョンと所在無げに飛び跳ねている。何をしているんだろうと観察すると、仲間に羽をつつかれたのか、毛並みが乱れ、中の白い産毛が見えていた。動物的な勘なのか、危険を回避するために右に左にと向きを変えるが飛び立とうとはしない。そこで初めてコイツは飛べないのだとわかった。


 暑さを避けて早朝に散歩を始めると、ケヤキ並木の遊歩道に方々から大きな鳴き声を上げながらカラスが集まっていることが多い。朝の5時前は人気がないのでカラスの天下である。昼間は高い木の上から周囲を警戒するカラスが、何羽も堂々と地面を歩いている。私がそばに近づくまで逃げようとはしない。静かな朝のひと時を壊すイヤな鳥と思っていたが、目の前の「飛べないカラス」を見ると、なぜか哀れに感じた。「飛べないカラス」は無防備な赤ちゃんと同じで、いま、猫や犬が来たら一たまりもないのである。コイツはいったいどうなるのだろうか、と後ろ髪を引かれる思いで私はダイソーに向かった。


 ダイソーでは、老眼鏡やサングラス、デジタル時計、本立てを買った。老眼鏡は1.0~4.5まで種類が豊富で、1.5と2.0を試したところ、1.5が合っているように感じた。サングラスは、洗濯ばさみのようなつまみが付いていて、つまみを上げて普通のメガネに挟んで使うもの。時計は300円だがその他はみな100円だから有り難い。


 ダイソーからの帰途、カラスはいなくなっていた。全力を振り絞って飛んで行ったのだろうか。或いは、草むらに隠れたのかもしれない。まだいたらどうしようとドキドキしながら来てみたが、いないのでホッとした。どこかに飛んで行ったと思いたい。


2.倦怠感に悩まされる

 7月29日(金)に4回目のワクチン接種をしてから、言いようのない倦怠感が1週間続いた。散歩していてもフッと意識がなくなり、道を逸れて街路樹にぶつかりそうになったり、遊歩道の脇にある灌木に足を突っ込んで膝から下に擦過傷を作ったりした。たまらず10分程で引き返したが、家にいても何もする気が起きず、横になっていても意識が朦朧とするばかりで眠れない。体がだるくて寝ているのも辛く、起きていても頭がシャキッとせず、膝まで浸かった泥の中で足を引きずりながら動いているような耐え難い感覚に困惑する。


 歯を磨き、洗面所に向かったが、なぜかその手前の廊下に口の中のものを吐き出してしまった。何も考えず、無意識にやったことで、認知症って、こんなことから始まるのかなと自分でも驚いた。コロナの後遺症の一つに「普通では間違えないことを失敗する」ブレインフォグという症状があるらしい。私の場合はワクチンの副作用だろうが、本当に罹患したらと想うとゾッとする。


 夜もよく寝られず、横になっていてもだるくてたまらず起きていた。普段ならこんな時はブログを書いたり、帳簿を整理したり、プライムビデオを見たりするのだが、何もやる気が起きない。6畳の部屋を歩き回ったりしたが、何もせずにいるのは辛いものだ。こんな調子が何日も続いたら、精神が参ってしまうに違いない。


 3回目(2/28)の時は8度5分の熱と寒気、倦怠感に悩まされた。それでも2~3日で回復したが、今回は発熱しなかったものの倦怠感が1週間も続いた。同じファィザー社製なのにこの違いは何なのだろうか。しかも、1回目と2回目は注射した個所がやや痛む程度で済んでいる。


 副作用は倦怠感に加え、気管支の炎症にも及んだ。気管支のあたりがムズムズするので放っておくと咳が止まらなくなると思い、接種の3日後に呼吸器科で診察を受け、ステロイド剤の処方を受けた。これが功を奏し、咳と痰は出たもののさほど悪化せずに1週間で収まった。私には気管支炎という基礎疾患があり、10年以上、吸入薬を欠かしたことがない。気管支の荒れを示す値は、20以下が正常なのに対して、私の値は自覚症状がないときでも60を超え、悪化すると130にもなる。医師は50以下を目標に吸入薬を続けるように言うが、60以下になったことはない。


 注射一本で健康体が一変する、とても怖いことだ。

 ケーシー高峰が「健康のためには何をすればいいか?」と観客に問う。観客からは「運動」とか「禁煙」という答えが返ってくる。これを否定して彼は、「そうじゃないの。病気にならないこと」と落ちを言って、会場がドッと沸く。

私も病気になりたくない。


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