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  • 執筆者の写真池永敏之

ロスインディオス&シルビア

更新日:2022年8月10日



 皆さんポケカラってご存知ですか?スマホで一人カラオケができる無料のアプリです。大抵の曲が入っていて、伴奏に合わせて歌えばスマホに録音され、再生できます。そのうえAIによる採点も出て、ネットで公開し、他人に聞いてもらい、反応を確認することもできます。またデュエット曲などは一緒にコラボすることだってできるんですよ!私はこれまで延べ50曲以上を録音しているのですが、採点が全国平均の壁を越えられずにいます。


 一番の原因は年齢による肺活量の減少です。これはロングトーンや音程、声のゆらぎなどに影響してきます。また、2番、3番と進むにつれ、声量が減り、声が出なくなってしまうのです。若い頃にこれがあったら95点くらい出せたに違いないのですが・・・。


 歌のジャンルはムード歌謡が好きで、ユーチューブでロスインディオス&シルビアの「別れても好きな人」を良く聴いています。「うそよ今夜も」や「それぞれの原宿」も大好きです。「それぞれの原宿」では、「原宿、表参道、ゆれて青山通り♪」というサビの部分で、男性は右手、女性は左手の手のひらを互いに近づけ、音楽に合わせて交互に返すところが堪りません。(ぜひ、動画を確認してみてください。)


 シルビアは私より2つ歳下ですが、12年前に肺がんのため52歳の若さで亡くなりました。その後、他の女性歌手が代わりを務めましたが、シルビアでないとしっくりこないのです。ユーチューブには当時の動画が3本くらいしかなく、もう少し画質の良いものが多く残っていたらと大変残念に思っています。


 「宗衛門町ブルース」は、「きっと来てねーと、泣いーていーた♪」という拳の利いた歌い出しにインパクトがあり、「新潟ブルース」は「新潟は、新潟は、思い出の町―♪」と最後に力が入ります。


 若い頃は岡崎友紀や麻丘めぐみ、南沙織、キャンディーズなどアイドルに夢中で演歌には全く興味がありませんでした。


 いま、改めて歌謡曲の2つのジャンルについて考えてみたのですが、J-POPと呼ばれる曲は「今この時を歌っている」のに対し、演歌は「長い時間の流れを歌っている」ような気がします。演歌の歌詞は多くが忘れられない過去を振り返り、今の思いを綴っているからです。


 私は年を重ね、過去を振り返ることが多くなりました。このため「長い時間の流れを歌う」演歌に共鳴するようになったということなのでしょう。


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